一関青年会議所(阿部徹理事長)は18日、市内の高校や高専、短大の生徒ら約2700人に就職に関する考えを聞くアンケート結果を公表した。今後就職活動を予定する学生の約半数が地元就職を希望し、求人票に掲載されない会社の雰囲気や社員の声などを求める意見も多かった。結果は企業に提供し、高校側にも企業の魅力を伝えるPR票を配布。地元就職の増加を図る取り組みに生かす。

 阿部理事長(34)らは同日、アンケート結果を一関商工会議所(佐藤晄僖(こうき)会頭)に報告し、意見交換した。佐藤会頭は「取り組みに感謝する。高校生が求める企業情報をさらにまとめ、企業や関係機関に呼び掛けてほしい」と助言した。

 アンケートは10~11月に実施。本年度卒業予定者976人と来年度以降に就職活動する学生1748人に分けて行い、就職予定者に地元企業を選んだ理由を問うと「家族・家がある」と「住み慣れた環境がいい」が合わせて70%を超えた。地元企業を選ばない理由は「1人暮らしをしたい」が20%と最多で「賃金が安い」、「やりたい仕事がない」が続く。

 また、進学予定の高校3年生と来年度以降の就職活動予定者の約半数が地元就職を望んでいることも明らかになった。「会社の雰囲気」や「社員の声」など求人票にはない情報を求める声も多かった。