東日本大震災で落ち、仮橋利用が続いていた陸前高田市の気仙大橋(国道45号)は17日夜、本設橋を通るルートに切り替えた。仮橋よりも約4メートルかさ上げし、高田町の中心市街地から高台の住宅再建が本格化している気仙町今泉地区への通行が便利になった。

 午後9時、仮橋への車両進入を止め、工事関係者ら30人が作業に当たった。信号機を切り替え、安全を確認し15分後、車が新しい橋をゆっくり通り始めた。併せて気仙町の一本松茶屋近くの交差点から1・3キロの道路を切り替えた。

 本設橋は延長201メートル、幅15・5メートル。高田松原津波復興祈念公園に隣接し避難路にもなり、震災前より歩道を計3メートル広げた。道路は海面高12メートルあり、大震災級でも浸水しない想定。2014年2月に着工し、今年6月末に完成した。