花巻市葛の花巻農高(軍司悟校長、生徒335人)の生徒は18日、新年の福を呼び込む門松作りを始めた。東日本大震災の翌年から被災地に寄贈しており、今冬は大槌町に届ける。

 環境科学科緑化系列の2年生17人が授業で身に付けた造園の腕を振るい、高さ180センチの1対を仕上げた。青竹の周りに切りそろえた松を添え、梅の花やナンテンの実の造花を飾った。

 3対を製作する予定。同校校門とJR花巻駅に飾り、20日には同町に出向いて町役場に立てる門松を作る。

 これまで大船渡、宮古両市などに贈ってきた。伊藤弘希さんは「わらで土台を作るのが難しい」と丁寧に作業。伊藤光さんは「門松を見て和み、大槌の皆さんに良い年を迎えてもらいたい」と思いを込めた。