県内企業が年末年始の休日を増やしている。働き方改革や労働環境改善のため、スーパーマーケットは元日や2日を休業する動きが拡大。今回は1月4日を休むと土日を加えて9連休となる曜日配列とあって、計画年次有給休暇の付与日に充てたり、社長訓示を翌週にしたりと工夫を凝らす企業も。各業種とも人手不足が深刻化する中、リフレッシュによる生産性の向上、採用や人材定着などの効果も見据えている。

 スーパーマーケットのマイヤ(大船渡市、井原良幸社長)は全16店舗中、アルテ桜台店(花巻市)を除く15店舗で元日に休む。さらに今回新たにアップルロード店(陸前高田市)、野田店(釜石市)の2店舗で2日の営業も見送る。

 両店舗はエリア内に同社の大型店があり、需要に対応できると判断。経営企画室の佐々木英喜室長は「元日休業は食品スーパーの全国的な傾向で、首都圏でも2日の営業を見送る動きがある。労働環境整備の一助にしたい」と狙いを語る。

 北東北3県にスーパーを展開するユニバース(八戸市)も本県19店を含む全店舗で元日休業とする。

 花巻市小瀬川の精密部品加工業、サトウ精機は4、5の両日を計画年次有給休暇付与日に充て、30日~1月6日の8連休とする。佐藤智栄社長(44)は「有給休暇は部署によって平日に休める人、休めない人がいた。働きやすい環境づくりは会社の使命だ」と力を込める。