17日の県内は晴れたが、気圧の谷の影響で曇った所もあった。県内有数のワサビ産地、遠野市宮守町では、冬の収穫が最盛期を迎えている。

 同市宮守町達曽部(たっそべ)の農業福地孝市さん(66)は約40アールで栽培し、妻の千津子さん(63)と収穫に励む。冷風が吹き込み、湧き水が流れるハウス内で栽培。夏よりも実が締まり、うま味が増す。

 12、1月は忘年会や新年会で需要が増える繁忙期。千津子さんは「お茶漬けや豆腐にも合うので普段から食べてほしい」と願い、孝市さんは「寒暖差がある地域の強みを生かし、いいワサビを作りたい」と意欲を燃やす。県内のすし店や、スーパーなどに出荷する。