16日の県内は、気圧の谷の影響で曇りや晴れとなった。一関市厳美町では、本寺地区から平泉町の中尊寺へ米を届ける様子を再現した骨寺村荘園中尊寺米納め(本寺地区地域づくり推進協議会主催)が行われ、白装束などに身を包んだ一行が雪に覆われた農村風景の中を練り歩いた。

 県内外の79人が参加。同荘園で収穫した米10キロの俵三つと南部一郎カボチャ2個、まき1束などを担いで駒形根神社を出発し、3・5キロ先の慈恵大師拝殿まで歩いた。爽やかな朝日が照らす中、住民らはかさや法被などの伝統的な衣装をまとい、ほら貝を鳴らしながら力強く歩みを進めた。一部車での移動を交え、中尊寺で貢納式を行った。

 米納めは12世紀ごろ始まったとされ、2007年に同協議会が復活させた。

 初参加した厳美中3年の佐藤翔さんは「本寺地区の友人に誘われて参加した。地元にこのような行事があると知らなかった。また参加したい」と語った。