いつも「新鮮な驚き」

 地元の方から「こんなの見つけた!」と情報を頂くのがとてもうれしい。自然豊かな土地柄ゆえか、この一年は変わった生物のニュースを教えていただくことが多かった。

 支局着任後すぐ、久慈市夏井町の市民センターで地域に白いキジがいるという話を聞いた。帰り道、川辺に1羽の“ニワトリ”。よく目を凝らすと尾が長い。「もしやこれが…」と助手席のカメラをつかんだ瞬間、飛んで行ってしまった。

 海開きの取材中「娘がピンクのバッタを見つけたんです」と声を掛けられ、お宅で写真を撮らせてもらった。虫籠にそぐわない赤紫色の体は何だかかっこいい。専門家に聞くと、かなり珍しいという。

 支局に「1キロのマツタケを見つけた」と電話をいただいたことも。伺うと、かさの直径が約30センチもある巨大マツタケ。片手で支え切れないほど成長した姿が少しうらやましかった。

 「珍しいチョウを捕まえた」「クマが蜂蜜を食べに来た」「四角く見える夕日が撮れた」「UFOがよく現れる場所がある」-。面白い話をたくさん教えてもらった一年。取材先にはいつも新鮮な驚きがあった。

 彩りある支局生活を送ることができたのは、地元の皆さまのおかげです。来年も楽しいニュース、情報提供をお待ちしております!

(向山俊恵)