宮古地域で傾聴ボランティアを行う任意団体支え愛(三浦章代表)は15、16の両日、宮古市小山田の市民総合体育館で、傾聴ボランティア養成基礎講座を開いている。沿岸被災地では東日本大震災からのハード面での復興が進むが、心の復興には時間がかかる。被災者に寄り添い続け、活動のさらなる普及を願う。

 15日は約30人が参加。宮古地域こころのケアセンターの臨床心理士道岡美和子さんが講義を行い、「解決策をすぐ示すのではなく、相手の立場に立って、その苦しさや気持ちを理解しようとする姿勢が大切」と傾聴の基礎や心構えを伝えた。

 2006年に発足した支え愛は震災後、仮設住宅6カ所で訪問活動を続けた。現在は災害公営住宅など個人宅で傾聴を続け、養成講座を毎年1回開いている。