奥州市前沢の前沢高JRC同好会(岩渕奈美部長、部員15人)は15日、地元の保育所で、自作の紙芝居「キャップさんこんにちは!」を披露した。ペットボトルキャップのリサイクルを普及するまえさわエコキャップ推進委員会(千田敏彦委員長)の主催で、紙芝居の企画は初の試み。子どもたちにリサイクルが多くの人たちの役に立つことを呼び掛けた。

 同校1、2年の6人が前沢保育所あおぞら園(千葉桂園長、園児139人)を訪れ、紙芝居を披露。家庭から集めたペットボトルのキャップの売却益金でワクチンを購入し、世界中の子どもたちに届ける仕組みをユニークな登場人物と柔らかい言葉で語り掛け、園児たちは真剣な表情で聞き入った。

 紙芝居は縦40センチ、横55センチの15枚。前沢地域の福祉関係者で組織するまえさわエコキャップ推進委員会が同校に製作を依頼し、JRC同好会が物語を考え、絵は同校美術部が担当し7月に完成させた。生徒たちは今後、市内の保育園や幼稚園で読み聞かせを行う予定。

 同推進委員会によると、昨年度は約120万個のキャップを集め、127人分のワクチンに当たる2548円を「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(東京)に贈った。