八幡平市は15日から、ふるさと納税の返礼品に、市内の店舗や施設でスマートフォンを使った電子決済に利用できる「電子感謝券」を加えた。寄付額の3割分が市内で買い物する際の代金代わりになる。東北での導入は同市が初めて。

 スマートフォンで専用アプリをダウンロードし、寄付額(3万~30万円)の3割が感謝券(1ポイント1円)になる。レジで2次元コード(QRコード)を読み取り精算する。

 本年度はスキー客でにぎわう同市の安比高原スキー場周辺のホテルなど4カ所で利用できる。同スキー場の飲食店街には7日からふるさと納税PRブースを開設。来年5月上旬まで返礼品の試食や製作実演などを行い、観光客やスキー客に地域の魅力を発信する。

 感謝券を利用できる施設は来年度以降増やす方針。15日の導入記念セレモニーで模擬操作した田村正彦市長は「市内で感謝券が利用できる店が広まり、県内外の方に市の良さが伝わるといい」と期待を寄せた。