盛岡市下ノ橋町に日本酒専門店「盛岡十一屋(じゅういちや)」(高橋政徳店長)が開店し、人気を集めている。モダンなデザインを取り入れた店内では多彩な日本酒が立ち飲みで楽しめ、購入もできる。「果実」や「乳製品」など味をイメージしやすく分類して紹介、気軽に日本酒に親しんでもらおうと工夫を凝らしている。

 立ち飲みは10種類の中から2杯(税込み540円)を選んでもらうのが基本で、約2週間に1度入れ替える。別に3杯のセット(同800円)も用意し、常時数十種類の銘柄が楽しめる。

 フルーティーさが感じられる果物系や、ハーブや木の爽やかな香りがする植物系、ミルクの味わいがする乳製品系などイラストで味の特徴を表現。日本酒度や酸度に加え、味わいの特徴などをコメント付きで紹介している。

 同店は1606(慶長11)年に質屋や綿の販売で創業し、造り酒屋や食品販売など時代に応じた事業を展開してきた「十一屋」が経営。同社を継ごうと酒類の業務用卸売りなどに携わってきた高橋店長(42)が、酒造りに関わった経験も踏まえ「日本酒の魅力を広めたい」と店舗を改修し、8月に開店した。