北上市のふるさと納税事業を受託する北上観光コンベンション協会のきたかみチョイス(登内芳也プロジェクトリーダー)は、障害者施設や地域活動団体の運営などを支援する「思いやり型返礼品」を今月から始めた。食品など寄付者自身のための返礼品でなく、他の誰かのために寄付する形。県内トップの寄付を集める同市が取り組む、新たな地方貢献の形として注目される。

 同市の思いやり型返礼品は13日現在、障害者福祉施設や地域で活動する団体の運営に寄付する「協賛型」が24個、子育て支援団体や高齢者福祉施設のホームページ制作支援の「あしなが型」が4個、障害者施設で作った製品などが届く「支援型」が21個ある。

 ふるさと納税は通常、肉や果物、酒など寄付者に物品が届く返礼品を選ぶのが大半だが、きたかみチョイスによると、全国の寄付者のうち5~10%ほどいる返礼品を求めない層にも訴えかけたい考えだ。