12日の盛岡市議会の一般質問で、市内の政治活動ポスターに注目が集まった。焦点となったのは来年9月1日の任期満了に伴う同市長選の立候補予定者ポスター。掲示方法が法律や条例に抵触しないのか議論となり、条例違反と判断された。背景には市の周知不足もあり、大型選挙が相次ぐ来年に向けてさらなる注意喚起が必要となりそうだ。

 市内には市長選の立候補予定者が演説会告知のポスターを多く掲示している。市議から「公職選挙法や市屋外広告物条例に違反しているのではないか」と質問が出た。

 市は2007年に同条例を制定し、掲示物には市の許可が必要。掲示方法も「許可印の打刻が必要」「期間は2カ月以内」などと定める。対象ポスターは申請書が市に出されておらず、違反状態と判断された。

 同条例には罰則規定もあるが、今回は文書で注意勧告し、掲示責任者と市の担当者が適切なやり方を協議していくこととした。