米大リーグで球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングは11日、ネバダ州ラスベガスで2日目まで行われ、プロ野球西武からポスティングシステムによるメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)に、同投手が卒業後の渡米を検討していた花巻東高時代に面談した8球団のうち4球団から高評価が相次いだ。

 ジャイアンツはメジャー通算125勝のクエトが右肘手術を受けるなど先発陣の整備が急務で、ザイディ編成本部長は「スカウトが何度も見てきた選手。興味がある」と熱意を込める。今季までドジャースのゼネラルマネジャー(GM)を務めた同本部長は「前田と契約したときも西海岸であることは売りだった」と地の利を強調した。

 マリナーズはディポトGMが「われわれは菊池が好きだ」とストレートに言った。主力を次々と放出し、再建を図っている中、サービス監督は「他球団と同様に興味はあるし、欲しいのは間違いない」と語った。

 ヤンキースはキャッシュマンGMが代理人のボラス氏との接触を初日に明かしている。ドジャースはロバーツ監督が「獲得した球団はどこであれ、かなり改善される」と日本球界を代表する左腕の力を認めた。

(ラスベガス共同=松下裕一)