盛岡商高と盛岡白百合学園高の生徒12人は10日、東京五輪・パラ五輪に向け文化庁が取り組む取材会「文化プログラムプレスセンター」に参加し、盛岡市で開かれたカルチャー日本シンポジウム東北大会を取材した。東北の伝統芸能や自然など地域文化の役割を考えた。

 生徒は金ケ崎町出身の声優桑島法子さんや秋田県男鹿市出身でラグビー元日本代表・世界選抜の吉田義人さんらの発言を熱心に聞き、インタビューした盛岡商高3年の坂本芽衣さんと市橋二千翔(にちか)さんは「国際文化や地域文化は学ぼうとしている分野で参考になった」「しっかりメモが取れた。分かりやすい記事にしたい」と目を輝かせた。

 両校は今回の取材を学校新聞やコラムにまとめる。