一関市出身のモデルで、女性アイドルグループ「夢みるアドレセンス」の中心メンバー、志田友美の活躍が止まらない。小学生時代にモデルとしてデビューした志田は、女性向けファッション雑誌「Popteen」専属モデルとなり一躍有名に。モデルとしてのグラビア撮影をはじめ、女優としてテレビや映画、舞台への出演など、活動は多岐にわたっている。その一方「岩手での仕事は特別」と、県内のテレビ番組やCMにも積極的に出演している。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)PRキャラバンの役割も担い「釜石や岩手を盛り上げたい」と意気込んでいる。男性だけではなく、女性からも大きな支持を得ている志田に、仕事への思いや私生活について語ってもらった。

(3回続き。聞き手はメディア部・留場嗣彦)

「ルールは勉強中」ラグビーの楽しさ伝えたい

ラグビーW杯のPRキャラバン出発式で「釜石や岩手を盛り上げたい」と意気込む志田友美=5月8日、釜石市

-ラグビーW杯の大会PRキャラバンを担っています。W杯への思いを教えてください。

 お仕事をいただくまで、あまりラグビーのことが分かっていませんでした。ですが、出身地の岩手、釜石で開催されるW杯という仕事のオファーをいただき、とてもうれしく思いました。オファーをきっかけに、ラグビーへの興味がすごく湧きました。試合の解説ができるくらいになろうと思って、今は必死にルールを勉強しています。

-ラグビーの魅力はどんなところでしょうか。

 隊員になってから、テレビで日本代表の試合を観ました。激しいぶつかり合いやボールの投げ方など動作の一つ一つが格好良くてすぐに引き込まれました。スクラムやタックルの音にも衝撃を受けました。私と同世代の人たちに、ラグビーの面白さや選手たちの熱い思いを少しでも伝えていきたいです。

-釜石や鵜住居復興スタジアムの印象はどうでしたか。

 すごく立派で大きなスタジアムだなと思いました。ここでW杯が開かれるんだと思ったら感慨深いものがあります。釜石は、だいぶ復興が進んできた印象を受けました。復興の象徴ともいえる会場から、W杯を県民の皆さんと一緒に盛り上げていきたいです。

-東日本大震災発生のときは、まだ中学生でしたね。

 新聞やテレビで報道される悲惨な光景を目にして、心を痛めました。その一方で、復興に向けて助け合う県民の姿をニュースで見て、岩手という場所がもっと好きになりました。これまで以上に、仕事を通じて岩手を元気づけていきたいと思うようになりました。

-写真集第1弾は沖縄の海での撮影でした。釜石での撮影は。

 写真は沖縄の海と、母校の一関学院高で撮影していただきました。釜石を訪れたことで、釜石の海が好きになったので、いつか釜石の海岸で撮影した写真集を出したいです。

節約のカギはブレーカー?

「国内外のさまざまな情報を知ることができるので、新聞はよく読んでいます」と岩手日報の紙面を手にする志田友美

-震災を機に意識が変わったことはありますか。

 水道や電気、ガスを節約するようになりました。一時期は外出するときに家のブレーカーごと落としていたこともあるくらいです。さすがに冷蔵庫の中身が大変なことになるので、もう行ってはいませんが、お風呂に入るとき、湯船のお湯の量を減らしたり、シャンプーのお湯を節約するなど、できることから少しずつ節約を実行しています。

-最近、何か気になったニュースは。
 一関高専が、全国ロボットコンテストで優勝したニュースです。一関の出身者としてうれしく思います。やはり、同世代の身近な人たちの活躍は刺激になります。

-ニュースといえば、新聞は読みますか。
 新聞は子どものころから、岩手日報などをよく読んでいます。身近なニュースをよくチェックしていたので親しみがあります。インクの香りも好きです。小さいころは毎日4コマ漫画を切り抜いてノートに貼っていました。私が新聞に載ったときは、家族が記事を切り抜いて、額に入れて飾ってくれていました。宝物です。

 志田友美(しだ・ゆうみ)女性アイドルグループ「夢みるアドレセンス」のエースとして活躍中。ガールズアワードに出演するなどモデルとしても大人気。「仮面ライダー鎧武」でヒロイン・高司舞役、「鉄神ガンライザー零(ゼロ)」で女性主人公・石神桜花、映画「トイレの花子さん新章」で主演・雫音役などを務める。愛称は「ゆうみん」。身長161センチ、血液型AB型。一関市出身、一関学院高卒。21歳。タンバリンアーティスツ所属。