盛岡市新庄の市動物公園(辻本恒徳園長)は30日、アフリカゾウの雄「たろう」が死んだと発表した。11月29日朝に飼育舎で倒れており、同日夕に死んだ。28歳。寿命は60年程度とされる。死因は不明。1日に岩手大の協力で解剖する。

 同園によると、たろうは数日前から移動を嫌がるような様子が見られたが、歩行に支障はなく、餌も食べていた。血液検査も異常はなかった。足を気にするそぶりがあり、薬を与えていたが程度は軽く、急死との関連は低いとみている。

 野生で生まれたたろうは1991年、生後1年ほどで南アフリカ共和国から同い年の雌「はなこ」と一緒に来園。はなこは妊娠したが、母子とも死んだ。繁殖を期待し、2006年に雌のマオを迎え入れた。

 3日から冬季休園のため、献花台設置は2日まで。午前9時半~午後4時半。