第32回釜石市民劇場「伝説 浜の孝子(こうし) 両石村庄助と鐘」(実行委主催)は10、11の両日、釜石市大町の市民ホールTETTO(テット)で上演される。昨年12月に完成した同ホールでの初公演。海を頼りに漁に励み、一家を支えた少年の姿を通し、釜石の人々が海を愛してきた歴史や絆、親子が互いを思いやる気持ちを表現する。

 1997年の第12回公演「漁(すなど)りの孝子」の脚本を実行委の久保秀俊会長(70)が書き直したリメーク作品。キャストは18人で、釜石民謡保存会(山崎隆男会長)と細川流舞踊(家元・細川艶柳華さん)が歌や踊りで特別出演する。

 物語の舞台は江戸中期の両石村(現・釜石市両石町)。貧しい漁師の家に生まれた主人公・庄助の誠実さや親を大切に思う姿が、海に生きる人々のさまざまな人間模様を織り交ぜながら描かれている。

 10日午後6時、11日午後1時からの2回、釜石市民ホールTETTO(同市大町1の1の9)で。料金は大人前売り千円(当日は1300円)、中学生以下無料。