一関市藤沢町の国営開発農地を活用した「鈴ケ沢太陽光発電所」が完成し、8日に現地で竣工(しゅんこう)式を行った。地上約3・5メートルに太陽光発電パネルを設置し、農業利用と両立する営農型発電所(ソーラーシェアリング)として稼働。同町では2カ所目となる。未利用農地の新たな活用方法として、全国から注目を集めている。

 同発電所は再生可能エネルギー事業を手掛けるリニューアブル・ジャパン(東京都港区、真辺勝仁社長)や東北銀行(村上尚登頭取)など5社が整備した。

 約5・8ヘクタールに太陽光発電パネル9460枚を設置。パネルの下の農地にはトラクターなどの農業機械が入れるほか、太陽光を遮らないようパネル間は1メートル空けている。

 想定する年間発電量は一般家庭の683世帯分に当たる約3千メガワット時で、10月26日から稼働している。