県内で小型無人機(ドローン)ビジネスの参入企業が拡大している。人口減少や高齢化に伴う労働力不足を補う有力な手段として注目が高まる中で、操縦技術を教えるスクールや取扱店の開業が相次ぐ。物流や1次産業など幅広い分野で活用が見込まれ、各社は「商機」と捉えて普及に一層力を入れていく。

 盛岡市上厨川の運送業湊運輸倉庫(石川啓社長)は2017年2月にドローン事業部を発足。社員4人でイベントの空撮や太陽光パネルの設備点検などを手掛けている。当初、依頼数は月1件ほどだったが、今年は月4、5件に増えた。石川社長(45)は「無人機で物資を運ぶ時代が来る。今できることから技術と知識を身に付けておきたい」と狙いを説明する。