小中一貫教育全国サミット(小中一貫教育全国連絡協議会など主催)は9、10日、大槌町で開かれる。東日本大震災の被災地では初開催で「すべての子どもたちに『豊かな育ち』と『確かな学び』を保障する小中一貫教育」をテーマに、延べ1400人以上の教育関係者らが参加。学校公開や分科会で同町が取り組む一貫教育の成果を発信し、全国的な推進につなげる。

 9日は午後1時10分~同4時半に大槌、吉里吉里両学園の小学部、中学部を公開し、子どもが対話しながら主体的に学ぶ大槌スタイルの授業を発信する。

 10日は午前9時~同11時20分に、9年間を見通した学力保障や生徒指導、特別支援など5テーマの分科会を3会場で開き、全国13自治体の取り組み事例を発表する。

 一般は10日午後0時50分から大槌学園で開く全体会のみ見学でき、吉里吉里学園の児童生徒がふるさと科の授業で学んだ虎舞を発表する。大槌学園の9年生は震災当時の様子やその後の歩みをまとめた語り部を務める。同町の伊藤正治教育長と木村里美学校支援地域コーディネーター、文部科学省職員らの討論会もある。一般は入場無料。