大船渡署(及川雅人署長)は7日、大船渡市大船渡町の須崎川とその周辺で東日本大震災の行方不明者の捜索を行った。震災から間もなく7年8カ月。帰りを待つ家族の思いを胸に懸命に手掛かりを探した。

 署員9人が参加。先月の相談会で不明者の家族から捜索の要望があった須崎川の水門付近から、川を2キロほどさかのぼり遺骨や遺留品を捜した。3班に分かれ津波で浸水した周辺部も捜索した。

 9月末に同署に着任し、管内の捜索に初めて参加した吉田豊巡査(30)は「今後も捜索を続け、少しでも有力な手掛かりを不明者の家族に届けたい」と決意を新たにした。

 同署管内の行方不明者は281人。