県は6日、9月末の東日本大震災の復旧・復興状況を統計値で示すいわて復興インデックスを公表した。三陸沿岸道路が2区間開通し、県内の復興道路の整備率は5割を超えた。災害公営住宅は計画の97%、住まいの区画整理は87%が完成。仮設住宅にはピーク時の約1割に当たる3878人が住んでいる。

 【暮らし】沿岸部の未完の災害公営住宅は、山田町で6%、大槌町で18%、釜石市で8%。そのほかは完成した。盛岡市など内陸6市に整備する公営住宅は計画の302戸中、完成は66戸にとどまる。

 【安全】三陸沿岸道路は7月に陸前高田市の唐桑高田道路(6・5キロ)、8月に大船渡市-釜石市間の吉浜釜石道路(5・0キロ)が完成し、県内の復興道路の52%が整備された。

 【なりわい】4~9月の産地魚市場水揚げ量は3万8857トンで、震災前3年同期(08~10年)平均の58・6%にとどまる。イカ、サンマなどの不漁が影響している。県内主要観光地の入り込み客数(4~9月)は301万1千人と前年同期から10万人増えた。