盛岡市は6日、同市神明町の市保健所で、自殺予防に向けたゲートキーパー研修を開き、高齢者と関わる機会が多い市民らが傾聴などコミュニケーションの取り方を学んだ。

 地域の民生児童委員や保健推進員ら約50人が参加し、県臨床心理士会の土屋文彦理事が「高齢者・介護者に寄り添い・悩みに気づき・支えるために」と題して講演。2人一組での実践を交え、話を遮らず関心を持ってしっかり話を聴く大切さを強調した。

 参加者は指の腹や手の甲を使って相手に軽く触れるタッピングタッチも体験。声を掛けながら、左右の手で優しく相手の背中や肩に触れた。保健推進員などを務める同市箱清水の山田恵子さん(66)は「タッピングタッチで心身が癒やされた。今後の活動にも取り入れたい」と興味を深めた。