北上市和賀町岩崎新田の千葉晃史(あきふみ)さん(36)は6日、同市和賀町岩崎の鬼の館前に、そば店「神楽屋」を開いた。開業資金の一部に、同市が本年度始めたインターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税の制度を活用。100%岩崎地区産の手打ちそばで観光客と住民がにぎわう地域を思い描き、賛同者を募っている。

 神楽屋は、鬼の館に隣接する市所有の木造平屋の旧店舗「鬼の茶屋」を改修。約1・5ヘクタールの畑で無農薬無化学肥料で自家栽培したり、地元農業者が生産したりしたソバを使った十割そば(税込み850円)などを提供する。

 CF型ふるさと納税は、自治体が主体となり個人または企業の資金調達を支援。本年度は市の新事業支援事業に採択された千葉さんら6件が対象で、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」にページを設け、各事業者100万円を目標に12月末まで寄付を募る。

 神楽屋の営業は午前11時~午後3時(金-日曜は昼夜営業)。毎週月曜と隔週火曜は定休。問い合わせは同店(0197・72・8588)へ。