久慈市山形町の木炭生産者谷地司さん(44)は、本年度の農林水産祭(農林水産省など主催)林産部門で最高賞に次ぐ内閣総理大臣賞を受賞した。同部門で木炭生産による入賞は初めて。高品質な木炭の生産技術と後進への指導が実り、製炭歴15年目の快挙。本県の木炭生産を発展させるためにさらなる鍛錬を重ねる。

 農林水産祭は林産、畜産、園芸など7部門で、天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞が授与される。

 谷地さんは重くて堅く、火持ちのいい木炭生産にこだわり、県品評会では最優秀賞を11回受賞。木炭生産の中核を担う人材として県の製炭技士に認定されている。高齢化が進む製炭業で技術を引き継ぐため、各種研修の講師などとして活動していることも評価された。

 表彰は23日、東京都渋谷区の明治神宮会館で行われる。