花巻市下小舟渡のイトーヨーカドー花巻店(大越崇弘店長)と、同市葛の花巻農高(軍司悟校長、生徒336人)食農科学科の食育研究班の2年生が連携して考案した「花農九重(ここのえ)弁当」が7日、同店で発売される。地産地消や健康への配慮など生徒の思いを詰め込んだ。市内の業者と共同開発したおかずも詰め、11日まで5日間限定で1600食を販売する予定。

 九重弁当は九つの仕切りのある器を使用。サツマイモのせ雑穀ご飯と、マイタケとショウガのせ雑穀ご飯には花巻産の黒米や赤米を、梅ひじきご飯も含め3種類に県産銀河のしずくを使った。

 三陸産サケ、花巻産白金豚や県産エゴマを活用した「サケっとぷちぷちボール」は昨年度、同校3年生と総菜製造業カスイ(同市二枚橋、高橋俊彦社長)が共同開発した。卵とのり、チーズ、サヤインゲンを巻いた「磯辺卵焼き」や「鶏肉とナスとパプリカの南蛮漬け」など彩りも鮮やか。ふたに貼ったラベルシールは銀河鉄道の夜をイメージした。塩分は3・4グラム。

 取り組みは、同市とイトーヨーカ堂との地域活性化包括連携協定の一環。本年度は第3弾として、同研究班の生徒5人が考案、同店は製造と販売を担う。市は栄養や味付けなどをアドバイスした。

 価格は税込み950円。同店の営業時間は午前9時~午後8時。問い合わせは同店(0198・23・7200)へ。