雫石町への移住体験ツアーは3、4の両日、町内で開かれた。県内や東京都、神奈川県などから雫石への移住を検討する19人が先輩移住者らと触れ合い、温泉や小岩井農場などを訪ねた。「山のある景色に癒やされる」。一行は移住への思いを語らい、自然に囲まれゆったりと暮らす魅力を体感した。

 3日は雫石神社や網張温泉などを訪ね、既に同町で暮らす先輩移住者と交流。2013年に東京都から同町長山に移住した上村聡さん(44)、美寿帆さん(41)夫妻が経営するペンションに宿泊し、参加者同士で移住への思いを語り合った。4日は町内の乗馬体験施設や小岩井農場、軽トラ市、高齢者や首都圏からの移住者らの住まいを集約する「七ツ森ヴィレッジ」の建設予定地などを見学。理想の田舎暮らしへ、イメージを膨らませた。

 ツアーは、町から業務を受託したリアス観光雫石営業所とコミュニティライフしずくいしが企画、運営した。15年度から夏、秋、冬の年2~3回催し、今回で11回目。これまでに首都圏や関西などから計111人が参加している。

 同町は人口減対策と地域の活力維持のため、移住を歓迎している。町によると、同ツアーなどの移住促進事業を経て全国から町内に移住した人は16年度に16人、17年度は15人いる。