北上フィルハーモニー管弦楽団(阿部大司団長)の第24回定期演奏会は4日、北上市さくら通りのさくらホールで開かれ、約600人の聴衆が迫力ある演奏を楽しんだ。

 指揮者にプロの宮里英樹さん、仙台フィルハーモニー管弦楽団主席第2バイオリン奏者の山本高史さん、ツィンバロン奏者斉藤浩さんらを招き、ドビュッシーの「小組曲」などを奏でた。

 アンコールでは山本さんが、東日本大震災で被災した陸前高田市の奇跡の一本松で作った「津波バイオリン」で、バッハ作曲「無伴奏バイオリンソナタ第3番よりラルゴ」を披露。聴衆は澄んだ音色に耳を澄ませた。

 北上市里分のパート牛崎美恵子さん(55)は「迫力があった。バイオリンの演奏は感動的で元気をもらった」と喜んだ。