大槌町の大槌商工会(菊池良一会長)は4日、同町末広町のおしゃっちで震災後初の「おおつち産業まつり」を開いた。困難を乗り越えた地元業者らが結束して8年ぶりに、にぎわいを取り戻した。

 青空が広がる駐車場を主会場に、水産、商工業者らが41店を出した。新鮮なサンマやホタテ焼き、さけ汁のにおいが漂い、朝から多くの来場者であふれた。3日に口開けしたばかりのアワビ販売も人気を集め、地元の大槌こどもオーケストラや向川原虎舞のステージ出演が盛り上げた。

 同町大槌の山崎慶太郎さん(72)は「震災後もみんなで力を合わせ、まちの再興に向け頑張ってきたことが、まつり復活につながった」と喜び、さけ汁を味わった。