一関市では3日から、東磐井地域を中心に各地で文化祭が開かれている。同市東山町では、今年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪スノーボード女子ビッグエアで4位に入賞した岩渕麗楽(れいら)選手(キララクエストクラブ、一関学院高2年)が五輪本番で着用したユニホームを展示。同市大東町では地元出身の画家佐藤醇吉(じゅんきち)(1876~1958年)らゆかりの画家の作品が集合。貴重な地域の「お宝」を見学できる機会となっている。

 東山文化祭が開かれている同市東山町長坂の東山地域交流センターでは、岩渕選手が平昌五輪で着用したユニホームや国際大会で使用したスノーボードを展示。岩渕選手や家族の協力で今回の展示が実現した。等身大の写真パネルもあり、多くの来場者が地元の「ヒロイン」とのツーショットを撮影した。

佐藤醇吉の作品42点が展示されている興田地区文化祭の会場

 同市大東町鳥海の大東開発センターで開かれている興田地区文化祭では、明治150年展と題し、旧沖田村出身で、岩手洋画の草分けと称される佐藤醇吉の作品42点を展示。地元住民が所蔵している作品も数多く集まった。

 1892(明治25)年に同地区を訪れた放浪の絵師・蓑虫山人(みのむしさんじん)(1836~1900年)の作品28点も飾られており、地元に残る貴重な文化財に触れる機会となっている。

 ともに4日まで、入場無料。東山文化祭は午前9時~午後4時。興田地区文化祭は午前9時~午後3時。