県は3日、県内の留学生や求職中の外国人の就職と県内定着を支援する「グローバルキャリアフェア」を盛岡市内のホテルで開いた。アジアや欧米の15カ国から49人と、県内企業17社が参加。増加するインバウンド(訪日外国人客)への対応や深刻化する人手不足が課題となる中、企業側は即戦力となる日本語能力の高い外国人材の採用に力を入れ始めており、県は両者のマッチングを強化する方針だ。

 県内在住者を中心に中国やベトナム、米国などの外国人が参加。企業側は機械や食品などの製造業のほか、農業関連やホテルなど幅広い業種がブースを設け、業務内容を説明した。県行政書士会も参加し、留学生らが就職する際に必要となる在留資格の変更などの相談に応じた。

 ベトナムから岩手大に留学中のドアン・ホン・フーンさん(22)は「日本での就職を考えており、まずは岩手の企業を詳しく知りたい」と参加。米国出身で、福島県南会津町で外国語指導助手として働くジョン・オズボーンさん(26)は「日本での経験が生かせる仕事を探している」と情報を集めていた。