山田町商工会(阿部幸栄会長)は3日、町特産のカキをテーマとしたワークショップ「山田湾、未来へのバトン」を行った。東日本大震災以降、人口減少が進む同町での定住化を進めるため、子どもたちに町の魅力を伝えようと企画。町出身者3人が中心となって養殖、調理、プロデュースの仕事の流れを伝え、地元復興に向けた希望のバトンを次世代に手渡した。

 同町、宮古市の小中高校生ら20人が参加。初めに、同町大沢の漁業中村敏彦さん(47)らが湾内のカキ養殖棚を案内し、参加者がカキの殻むきを体験した。

 その後、同町川向町の町まちなか交流センターで、食プロデューサー菊池博文さん(53)が「世界の食から見た三陸山田の可能性」と題して講演。盛岡市のレストラン「ウサギボタニカ」店主の福士雅巳さん(50)が山田産食材を使って、かんきつのジュレなどをかけた生がきやリゾットなどの調理実演と試食会を行った。