県内の特に優秀な栽培実績を誇るリンゴ生産者でつくる蛍雪(けいせつ)会(紺野亮幸会長)の会員16人は29日、盛岡市中央通のエスポワールいわてで天皇、皇后両陛下ら皇族へ献上するリンゴの箱詰め作業を行った。平成最後の献上となり、会員らは心を込めて箱に詰めた。

 今年はジョナゴールド、はるか、ふじなど16箱を献上。29日は12箱に詰めた。会員は白い手袋をはめ、色づきや傷などを確認して丁寧に箱に納めた。

 「はるか」を献上する二戸市米沢の農業平裕一さん(65)は「献上を目標に1年間栽培に励んできた。皇室の方々に食べていただけることは何よりのやりがい」と胸を張る。今年は春先の低温や夏の猛暑など天候不順が続いたが、土壌改良で糖度が高く立派なリンゴに育ったという。