遠野市青笹町の上閉伊酒造(新里佳子社長)は29日、同町の青笹地区センターで収穫祭を開き、同社の酒米づくりに協力する地元の青笹小(遠藤英也校長、児童135人)の5年生17人が餅つきを満喫した。

 児童は「えいやー」「よいしょ」などの掛け声に合わせ、湯気が上る臼に全力できねを振り下ろした。初体験の佐藤宗義君は「弾力がやみつきになりそう。大人になっても続けたい」と笑顔。つきたての餅は、きな粉と磯辺巻きにして頬張った。

 同校の5年生児童は例年、同社の田植えや稲刈りに参加し、酒造りの一端を担っている。新里社長(50)は「子どもたちの生き生きとした姿に元気をもらっている。地域に活気が生まれ、農業や酒造りへの興味が広がれば」と思いを込める。