がん患者支援に取り組む岩手ホスピスの会(盛岡市、川守田裕司代表、会員306人)は2日、盛岡市若園町の市総合福祉センターで、タオルで作ったがん患者用帽子の発送作業を行った。全国約38カ所のがん診療連携拠点病院の患者にクリスマスプレゼントとして計約4千個を贈る。同会によると、抗がん剤治療による脱毛に悩む患者のためのタオル帽子の発送は今年10年目を迎え、総数は8万8595個。活動は全国に広がっている。

 この日は、同会の活動に賛同する東京海上日動あんしん生命保険(本社東京)の関係者らが、社員やその家族が手作りしたタオル帽子約千個を川守田代表(61)に寄贈。同会の帽子作りボランティアらが縫い目を補強したり、かぶりやすいサイズに縫い直したりと発送前の最終点検を行った。

 同会は2002年12月に設立。がん患者の声を社会に伝える活動や緩和ケア病棟でのボランティア活動などに取り組んでいる。