ツール・ド・フランスなど世界で活躍する自転車ロードレース選手新城幸也(あらしろ・ゆきや)さん(34)=沖縄県出身=は27日、自ら監修した北上市内の約100キロのサイクリングコース「きたかみ新城ロード100」を自転車愛好者と巡った。「自分でコースをアレンジして、景色や食事などいろいろ楽しめる」と太鼓判を押し、サイクリスト来訪の広がりを願った。

 昨年同ロードを設定した同市の官民組織スポーツリンク北上(会長・高橋敏彦市長)が主催。県内のほか東京都や宮城県から16人が参加し青空の下、北上川沿いや展勝地、樺山遺跡などを回る30キロを走った。路面67カ所に印字された「きたかみ新城ロード」の名と進行方向を示す案内表示を見た新城さんは「自分の名前がペイントされているのはうれしい」と表情を緩めた。

 新城さんは「フランスのブドウ畑のように、ここはリンゴ畑の近くを走れるのがうれしい」とコースの魅力に触れ「100キロ走るなら丸1日必要だが、観光地やカフェ、お寺など自分なりの楽しみを見つけて、少しの区間だけ走るのもいい。自転車の種類も限らない」とアドバイスした。