滝沢市砂込の盛岡農高(岩渕健一校長、生徒603人)動物科学科の2年生7人は来月5日、岩手町の肉のふがね(府金伸治社長)川口店で、自ら育てた豚で自作したソーセージやベーコンを販売する。肥育などを学ぶ生徒が、同社の協力を得て加工と販売も担う。手塩にかけ育てた命を、より価値を高めて売る体験を通じ、加工・流通にも関心を高めている。

 加工は26日に行った。生徒たちは府金社長(46)の指導で機械を操作。黒豚(バークシャー種)の肉でソーセージやベーコン、チャーシュー、レバーペーストなどを作った。

 同校は昨年度から、肥育する動物の餌に宮古市産の昆布を混ぜ、味や食感の違いを調べる研究に取り組んでいる。今回は通常餌と、昆布を混ぜた餌を与えた豚を1頭ずつ加工。田口詩央梨(しおり)さんは「いい経験になった。昆布を与えた方が食べやすかった」と違いを実感した。