盛岡市内丸の盛岡地裁前庭で28日、国の指定天然記念物・石割桜の雪囲いが行われた。職人が幹にこもを巻き付け、作業を見守った市民は冬の訪れを感じ取った。

 同市本町通の造園業豊香園(藤村尚樹社長)の職人9人が作業した。雪の重さで枝が折れないよう高さ約15メートルの支柱から下がるつり縄を枝に結び、岩の割れ目にわらを詰めた。

 同市黒石野の照井俊男さん(82)は「命をテーマに写真を撮っている。桜の命を守る作業をぜひ撮りたかった」と写真に収めていた。雪囲いは来年3月中旬に取り外す予定。