【東京支社】今季のプロ野球の最優秀選手(MVP)が27日発表され、パ・リーグで西武の山川穂高内野手(27)=富士大=が初選出された。本県関係選手では、2016年の大谷翔平選手(当時日本ハム)以来の受賞。

 山川はプロ5年目の今季、47本塁打を放って初の本塁打王を獲得。打点もリーグ2位の124点をたたき出し、西武の10年ぶりのリーグ制覇に貢献した。

悔しさ忘れず飛躍

 MVPの称号を手に入れた山川はトレードマークの満面の笑みを浮かべた。

 47本塁打、124打点、打率2割8分1厘。プロ5年目で本塁打王を獲得し、リーグ優勝に貢献した。さらにベストナイン、MVPと栄誉を受け「全試合に出られたことがよかった。100打点、40本を超えたかったのでいい1年だった」と飛躍のシーズンを振り返った。

 昨年までは1軍定着が目標だった。西武の同位置には球界を代表する打者がおり、定位置奪取は容易ではなかった。それでも山川は、武器である長打力にこだわった。どんなに活躍しても、2軍で味わった悔しさを忘れず練習。「打ち続けないと試合には出られない。一つも手を抜いた打席はなかった」と語る。