本県初の芥川賞を受賞した盛岡市の沼田真佑さんの小説「影裏(えいり)」の映画化が決まった。メガホンを取るのは、同市出身で、映画「るろうに剣心」シリーズなどの大友啓史監督。主演の「今野」役は綾野剛さん、謎めいた会社同僚「日浅」役で松田龍平さんの人気俳優2人が初共演する。2020年公開予定。

 7、8月には盛岡市などで、さんさ踊り見物や釣りをする場面を撮影。矢巾町内の企業では綾野さんと松田さんが心を通わせる場面を収録した。

 原作を読み「すぐ映像化したい」と感じた大友監督は「綾野、松田両氏との濃密な撮影は、まるで東北の短い夏のお祭りのように、脳裏に染み付いています。良い作品に仕上げたい」とコメントした。