無形文化遺産の新規登録を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会が26日、インド洋の島国モーリシャスの首都ポートルイスで開幕した。会期は12月1日まで。日本が申請した「男鹿のナマハゲ」(秋田)や大船渡市三陸町吉浜の「吉浜のスネカ」など8県10件の伝統行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」は、順調に議事が進めば日本時間28日夜に登録が決まる可能性がある。

 政府間委員会は、無形文化遺産保護条約の締約国から選出された24カ国で構成。各国が申請した遺産候補に対するユネスコ補助機関の事前審査結果を踏まえ、登録の可否を判断する。新規登録の審査は、現地時間の28、29両日に行われる予定。来訪神は補助機関から登録を勧告されている。

 日本の無形文化遺産は歌舞伎や能楽、和食など21件が登録済み。来訪神の登録が決まれば、2016年の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」(京都など18府県)以来2年ぶりとなる。