【福岡市で東京支社・斎藤孟】大相撲九州場所千秋楽(25日・福岡国際センター)盛岡市出身で東前頭3枚目の錦木(伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中)は東小結の貴景勝にはたき込みで敗れ、相手に初の賜杯を抱かせることになった。連勝は5でストップ。8勝7敗で一年納めの場所を終えた。

 錦木が当たった後に攻勢となって前進。しかし、これを残されると、相手の押しに後退し、はたきに屈した。

大一番で逆襲受け

 今年最後の一番は惜しい相撲だった。錦木は優勝した貴景勝を土俵際まで追い詰めた。

 賜杯の行方が懸かった大一番。独特の雰囲気の中、気合が入った。立ち合いで勢いのある22歳を止め、上体を起こして前に出た。土俵際まで押し込んだが、相手がバランスを崩したとみて、はたいてしまった。そこから逆襲され、はたかれた。錦木は「はたきなんてしたことがないのにおかしいね。勝ちたかった」と汗を拭った。

(斎藤孟)