陵侑(りょうゆう)がついにやった-。24日(日本時間25日)にフィンランド・ルカで行われたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子個人第2戦で八幡平市出身の小林陵侑選手(22)=土屋ホーム、盛岡中央高=が頂点に立った。兄・潤志郎選手(27)=雪印メグミルク、盛岡中央高-東海大=のW杯初優勝から遅れること1年。地元は日本ジャンプ陣を引っ張る存在に成長した陵侑選手の快挙に沸き、兄弟でのさらなる快進撃を願った。

 「勝つかもしれない」。潤志郎選手は弟の優勝を信じ、ブレーキングトラック近くで待機。優勝が決まると、真っ先に祝福した。「(シーズン)10勝を目指したい」と自信を深める陵侑選手に対して、昨年11月にW杯を初めて制した兄は「負けないようにしたい」と次戦を見据えた。

 八幡平市の自宅で録画を観戦した父宏典さん(54)=八幡平・安代中教=は「無駄のないフォームで体重移動がしっかりできていた。持っている力をよく出せていた」と目を細めた。