県立大社会福祉学部の第5回学術講演会は24日、盛岡市内のホテルで開かれ、「認知症とともに暮らせるまちづくり」をテーマに、福祉や医療の関係者が患者を支える活動事例を報告した。

 2部構成で市民ら約200人が聴講。パネル討論では、滝沢市のこんの神経内科・脳神経外科クリニックの紺野敏昭院長と、福祉介護評論家の町永俊雄さん、奈良県で福祉農業プロジェクトを展開する若野達也さんら7人が登壇し、患者を交えた地域づくりの在り方を話し合った。

 討論者から「認知症への偏見がまだあり、地域の現状を情報発信して住民の意識を変えなければならない」、「眠っている地域資源を活用できれば、患者を支えるための知恵が生み出せる」などと意見が出た。