県競馬組合(管理者・達増知事)は24日、競走馬からの相次ぐ禁止薬物検出で休止していた岩手競馬を水沢競馬場のレースから再開する。公正性の確保のため、禁止薬物検出馬4頭が見つかった水沢厩舎(きゅうしゃ)所属馬に限って行う出走前検査は、24日出走の73頭すべてが陰性だった。

 組合によると、24日は11レースに116頭が出走予定。出走前検査は相次いで検出された筋肉増強剤ボルデノンに限ったもので、水沢所属73頭からは検出されなかった。25日以降の出走馬の検査結果は順次判明する。

 再発防止策として同組合が設置を進めていた監視カメラは盛岡、水沢で本格稼働が完了。施設内の管理業務全般を管理統括する職員の1人増員、警備員の24時間配置などが整った。これらに加え、出走前検査で公正性を確保できると判断し、再開を判断した。

 禁止薬物を巡っては、7月29日の出走馬からボルデノンを検出。9月10日の出走馬で再び検出され、所属場の全頭検査を行った。その後、10月28日の出走馬などで3、4頭目が相次いで検出され、今月10~12、17~19日を中止した。