遠野市の冬を彩る観光イベント企画「遠野ふゆ物語」は、同市附馬牛(つきもうし)町の遠野ふるさと村で24日から行われる遠野どべっこ祭りで開幕する。来年3月にかけ昔話やひな祭りなど「民話の里」の歴史と魅力が詰まった多彩な催しを展開。宮古地域を結ぶ国道340号立丸(たつまる)峠工区の全線開通(今月29日)をはじめ、交通網の整備が進む今冬は新たな観光客を取り込む好機で、関係者は情報発信とおもてなし準備に力が入る。

 ふゆ物語の先陣を切るどべっこ祭りは、昔ながらのいろりがある南部曲がり屋で郷土料理に舌鼓を打ち、どぶろくを心ゆくまで満喫できるイベントだ。「かっぱおじさん」のトークショーや、遠野郷伝統の神楽披露も観光客を楽しませる。

 遠野ふるさと村の松本知浩支配人(44)は「質の高いお酒が準備できた。歴史に思いをはせながら至福のひとときを感じてほしい」と思いを込める。来年3月3日まで土日を中心に9日間、午前11時半~午後2時に開催。問い合わせ、予約は同村(0198・64・2300)へ。

 各イベントの概要など問い合わせは市観光協会(0198・62・1333)へ。