県は22日、県央地域の養豚場1戸で豚流行性下痢(PED)を確認し、生後数日程度の48頭が死んだと発表した。県によると、19日現在、少なくとも121頭の感染を確認している。収束に向かっているが、同養豚場は県の要請を受けて出荷を当面自粛する。県内での発生は2015年12月以来。

 県によると、発生が確認された養豚場は、約6870頭を飼養。19日夕方に同養豚場から「下痢をして何頭か死んでいる」と滝沢市の中央家畜保健衛生所に報告があった。同所は20日朝に養豚場で症状を確認し、病性鑑定材料を採取。遺伝子検査などを進め、21日に11頭中11頭でPEDウイルス遺伝子を確認し、22日夕方に確定診断の検査で陽性を確認した。

 PEDはふん便などを介してウイルスが経口感染する。人には感染しない。同農場の母豚はワクチンも打っていた。県はこの農場に対し、豚舎の消毒や豚の移動自粛などを要請した。県によると、県内の他の養豚場での発生は現時点で確認されていない。