岩手日報社は、文芸誌「北の文学」第77号を28日発売します。

 優秀作に決まった瀬川健(たけし)さん(奥州市)の小説「きのうの窓、明日の空」、松本秋実(あきみ)さん(盛岡市)の小説「東京、再訪」のほか、入選作として照井信次さん(北上市)の「アルバイト」、松田和夫さん(東京都)の「蚊いぶしの煙が空にたちのぼる」、間辺萌子(まべもやし)さん(埼玉県)の「月の滑り台」の小説3編を掲載しています。

 小説「はんぷくするもの」で第55回文芸賞を受賞した76号優秀作の日上秀之さん(宮古市)が小説「愛の完成」を寄稿。57号優秀作の菅原裕紀さん(奥州市)が小説「みまめるの頃」、73号優秀作の春日川諭子(さとこ)さん(盛岡市)が文芸評論「高橋和巳『黄昏の橋』未完作品から見えるもの」を寄せています。

 巻頭コラムは、小説「雪子さんの足音」が第158回芥川賞候補となった本県ゆかりの作家木村紅美さんの「震災のあとに」です。グラフ文学散歩は、23号優秀作の立川ゆかりさん(花巻市)が「森田純の道しるべ-映像と民俗学と」を掲載しています。

 エッセーは、第13回啄木・賢治のふるさと「岩手日報随筆賞」の受賞者、詩歌は今春の各分野県大会最高賞受賞者らが新作を寄稿しています。

 A5判、252ページ。1188円(税込み)。県内の書店、岩手日報販売センター、岩手日報社出版部で販売します。ウェブサイト「岩手日報社の本」からも購入できます。

岩手日報社