県競馬組合(管理者・達増知事)は21日、競走馬からの相次ぐ禁止薬物検出で休止中の岩手競馬について、24日の水沢競馬場のレースから再開すると発表した。禁止薬物検出馬が見つかった水沢厩舎(きゅうしゃ)の所属馬に限り出走前の検査を行い、仮に陽性馬が出た場合は除外してレースを実施する。これによって「公正な競馬を確保できる」とした。ただ、薬物混入の根本的な原因は特定されていない上に、盛岡所属馬は検査対象に含めないなど、再発の懸念が十分に払拭(ふっしょく)されていない中での再開に、疑問の声も上がりそうだ。

 内宮明俊副管理者が盛岡市の盛岡競馬場で記者会見。「再発防止策を講じ、公正な競馬を確保できる態勢が整ったと判断した」と再開の理由を説明した。

 今後のスケジュールは1月7日まで22日間の水沢開催とし、今月18日に予定していた3歳重賞のダービーグランプリは12月10日に振り替え開催する。